出版物 PUBLICATION INTRODUCTION

01 トヨタ生産工場のしくみ

元トヨタ基幹職が書いた〈全図解〉トヨタ生産工場のしくみ→amazonで購入

この本はインパクトがあった。なにがすごいか良いか、次の5つにまとめてみた。

  1. 図解が工夫された表現方法で多用されていることにより、理解しやすい。
  2. ジャスト・イン・タイムと自働化のトヨタ生産方式2本柱をはじめとしてとして、後工程引取り(カンバン方式)、1個流し、段取り改善、平準化生産、少人化、目で見る管理(見える化)などが図解により丁寧に解説されている。内容も結構細かな運用にまで踏み込んでおり、読者にとってはかゆいところまで手が届く内容になっている。
  3. 工程改善の本では、生産現場の改善までで終わっているものが多いなか、原価企画・原価管理、管理会計にまで踏み込んで紙面を割いている。
  4. 1冊の本の中に、生産現場改善と原価管理の両方を持ち込んだことにより、現場改善が、原価管理の中のどの部分に効果を及ぼしているのかという関連が分かりやすくなっている。
  5. 中長期経営計画(利益計画)⇒原価企画(目標原価設定)⇒開発期間のコスト改善⇒量産段階のコスト改善⇒当該モデルの終結、という流れの中において原価企画・原価改善が語られている。ここまでがトヨタ生産方式なのだ。現場改善も、企業経営という視点から俯瞰されている。

生産活動を対象に、コスト改善をこのように広い視野から解説した本は他にないであろう。かといって高尚すぎず現場改善の参考にも十分使えるものとなっている。

しかし、知識だけがついてもなにも変わらない。重要なことはしくみを自社にあわせてカスタマイズし、プラスアルファを付け加え、そしてなによりも実践して効果を出すこと、そして継続して改善していく風土をつくることであり、実はここが難しい。

著者が、これほどトヨタ生産方式の真髄を記載したのも、それを実施することは容易ではなく、本式導入を図るには、結局はコンサルタントの支援が必須であると考えているためであろう。

(amazonの読者の書評より)

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02 トヨタ生産方式導入の奥義

【トヨタ式最強図解】トヨタ生産方式導入の奥義→amazonで購入

トヨタマンだった筆者が、トヨタに在籍しなければ分からないいろいろなことをストレートに書いていて、実にためになる素晴らしい本だと言える。

  1. 問題解決手法が具体的に書かれている。トヨタマンがどのような思考過程で問題を解決しているかが分かった。これはすぐに活用できる。
  2. 豊田喜一郎のDNAが、現在のトヨタを形作っていることが詳しく解説してある。
  3. 筆者のトヨタでの「なぜ?なぜ?・・・」という物事の本質を極めようという習慣が「楽譜の読み方」にまで波及していることが非常に興味深かった。筆者のこの方法でなら楽譜とピアノの鍵盤が簡単に結びつく。私もピアノを始めてみることにする。
  4. トヨタがトヨタ社員に初めて創意工夫を呼びかけた文章は歴史的文章だ。
  5. 草創期のトヨタ購買部への豊田喜一郎からの戒め文章が素晴らしい。豊田喜一郎とは本当に純粋な人だったことが分かった。

(amazonの読者の書評より)

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03 〈全図解〉トヨタ生産工場[生産管理・品質管理]のしくみ

元トヨタ基幹職が書いた〈全図解〉トヨタ生産工場[生産管理・品質管理]のしくみ→amazonで購入

トヨタ生産方式のコンサルティングを始めて、非常に驚いたことがあります。

それは多くのクライアントの工場が、トヨタがトヨタ生産方式に着手する以前の状態のままだったことです。

従って、私の最初の仕事は、トヨタが今のクライアントの状態から、いかにして現在のトヨタになっていったかを明確にして、クライアントに説明し理解させることでした。

ここで作った資料を、本書の「基礎編」としてまとめました。

しかし、私がトヨタへ入社した頃は、すでにトヨタ生産方式は確立されていましたので、この作業は大変でしたが、私自身にも非常に参考になりました。また、多くの読者にも非常に興味があるところだと思います。

次に「応用編」として、すでに出版した拙著に掲載できなった、トヨタ生産方式のより詳細で、高度な事項についてまとめました。これによりトヨタ生産方式の本質がより鮮明にご理解いただけると思います。

最後に「実践編」として、韓国や中国でのコンサルティング活動の生々しい実態の事例を掲載しました。

多くのトヨタOBが世界中で改善活動を行っていますが、その実態をまとめた本は今までありませんでした。ですからこの「実践編」は画期的な内容ではないかと思います。

(筆者コメント)

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